バリ島ウブド近郊にあるマス村のホームページです。世界でも有数な木彫り工芸を始めとした芸術村です。バリに来られた際は是非お立ち寄りください。

このマスブログで取材担当をしているわたくしが、マス村SD6(第6小学校)で日本語を教えるようになって約1年が経ちます。当初教えていた6年生も卒業し、中学校へ上がりました。そして、その授業時にいつもクラスを覗いて参加していた5年生が今度は6年生となり、また新たに去年7月よりスタートしました。今では、なぜか1日2回の授業で5年生と6年生に教えるようになっています。

週に1回の授業ではありますが、バリ島の子供達はいつも大忙しで、バリのお祭りや学校のイベント等で度々お休みになる事も多く、そんな中でも「日本語の授業はいつあるの?」と授業の催促をする程、日本語が大好きな子供達ばかりです。そんな熱意に押されて始めた日本語の授業ですが、そのきっかけを作って頂いたのが、

教育スクウェア×ICT (http://www.ntt-edu.com/) が主催する「つなぐ授業」でした。

この「つなぐ授業」は、インターネットを利用した最先端のTV会議システムにより、日本の小学校とバリ島の小学校とを接続し、国際共通語である英語での会話や日本語での会話、お互いの文化紹介を通じて異文化に対する興味や関心を各国の子供達に高めてもらう事を目的としています。

最初はNTTラーニングシステムズ(株)の方よりマス村の村長ユダさんにお話を頂き、妻であるわたくしがお手伝いさせて頂く様になりました。当初は、設備などの環境を整えるのもなかなか一苦労で、手探り状態で始まりました。

 

初回は2012年の12月から始まり、今年で2回目の交流授業になりました。

今年は、2月28日に雪国新潟の関川小学校、3月5日南国与論島の茶花小学校、3月6日同じく与論島の那間小学校、3月7日同じく与論島の与論小学校。この4校との楽しい交流授業がマス村SD6とで行われました。

 

 交流授業2

SD6の5年生達が参加した授業風景。今回は、ユダ村長が直々に日本語の通訳をかって出ました。

交流授業3

緊張しながら日本語を使っての自己紹介です。

  交流授業5

ユダ村長もハラハラしながらのスピーチ。ついついお手伝いが入ります。

交流授業6

いつも煩すぎるほどやんちゃな彼らですが、本日は真剣です。^^

交流授業7

度々、言葉に詰まることはありましたが、いつも笑顔で授業を楽しんでいました。

交流授業9

こんな感じで授業は進められました。

交流授業13

茶花小学校では、折り紙で飛行機まで教えてくれました。折りあがって一斉に紙飛行機が飛んだときは感動しました★

交流授業4

お互いの文化交流でバリ島側は、もちろんこのバリダンス★今回は、6年生の女子達がチリナヤを踊ってくれました。

交流授業8

5年生達の記念撮影。みんな、英語に日本語に頑張りました!

 交流授業10

各学校の文化交流では、関川小学校のよさこい踊りや茶花小学校の書道・折り紙・お手玉、那間小学校の駒・剣玉・三線・唄、与論小学校の十五夜踊り等、とても貴重な体験をバリ島の子供達は出来たようです。踊りも迫力があって、みんな興味津々でした。

交流授業12

6年生達の交流授業の様子。

踊り手さん達は、今回5年生の女子がお寺で踊られるルジャンを披露してくれました。これも本来なら6年生が踊ることになっていたのですが、授業に参加したいからと言って5年生に任せたようです。

交流授業14

6年生ともあって、ハキハキと会話を楽しんでいました。英語の会話ではアドリブでどんどん質問する生徒もいました。

交流授業11  

6年生達の記念撮影。

 

あっと言う間の1週間。様々な交流を通して1日毎に子供達が驚くほど変わっていくのが分かりました。

2回目の授業では、ここはこうした方がいいよね?等の言葉が子供達の間で交わされているのです。子供達の持つ興味や好奇心がどんどん膨らんで彼らをどんどん成長させて行くんだと実感しました。

 

最後にこの素晴らしい国境なき文化交流の機会を与えて下さったNTTラーニングシステムズの皆さまにお礼を申し上げたいと思います。本当に有難う御座いました。そして、この交流がいつの日か特別なものではなく、極々普通に「今日の授業は、○○国だね!」と子供達が言い合えるような、そんな世界をつなぐ授業になる日もそう遠くないのではないでしょうか?

日本語の授業が終わり、一人の生徒が私に聞くのです。「今度は、いつあるの?」

 

(取材担当:Jasmin Yuki)

PS:今月よりSD6だけではなく、より多くのマス村の子供達が日本語が学べるように場所をSD1(第1小学校)に変えて、よりオープンな授業になります。そして、日本語の先生にはボランティアで快くお受け下さったバリ島在住の斎藤 数先生を招き、また新しく始動します。来年はもっと多くのマス村の子供達が日本語を話せているかも知れませんよ^^ 乞うご期待★

 

 

この交流を心から愛し尽力を尽くして下さったM氏に捧ぐ。。。。